JK式人事考課制度の作り方7 | 人事コンサルタントのブログ

JK式人事考課制度の作り方7

 期待成果の評価(業績評価と呼ぶこともある)は、「自分の役割をしっかり全うして欲しい、あるいはある一定水準の成果を出して欲しい」という期待を明確にし、その達成度を評価することです。

したがって、その役割や一定水準の成果を明確にしたものが基準となります。


実際には、目標管理を用いて個別に細かく設定したり、役割として大括りに設定したり、あるいは「与えられた仕事」と設定したりします。

どの方法がよいかは各社の状況によりますが、今まで人事考課や目標管理を行ったことがない企業が、いきなり目標管理主体の人事考課制度を導入すると、運用することが負担になり機能しない恐れがあります。

人事考課制度は自社の状況に合わせて無理なく運用できるものから導入し、なれてきたら徐々に、より明確に評価する考課要素に変えていくという方法がよいでしょう。

ただ、管理職クラスはやはり目標管理を使って、役割や期待される成果を明確にする必要があります。

JK式人事考課制度の標準版では、初級職は仕事の量と質、中級職は役割と自己目標、管理職は業務目標が期待成果の項目に設定されています。

もちろん変更できるようにアレンジ用の考課シートも用意されています。

 

 

人材を育成し成果を上げる人事考課制度の仕組はこのツールセットで!
  

JK式人事考課制度の作り方動画(24分)をご覧ください!